2月4日:2021年のマンハッタンにおけるコンドミニアム、コープの売上数最大
- yasukoskim
- 2022年2月4日
- 読了時間: 2分
更新日：2022年2月9日
ダグラスエリマンの新しいレポートによると、マンハッタンのコンドミニアムとコープの価格は2021年に記録的な高値に近づき、過去32年間で最大の売上高を記録しました。
Manhattan condo, co-op sales volume hit a 32-year high in 2021: report
このレポートはダグラスエマンのサイトからダウンロードできます。画像をクリックするとサイトにジャンプします。
マンハッタンのコンドミニアムとコープの2021年の平均販売価格は約1.1ミリオンドルで、2020年と比較して7.1％増加、2012年の835,000ドルと比較して34.7％増加したと報告書は述べています。昨年の売上物件数は13,957物件で、2020年の7,048物件に比べのほぼ2倍であり、2012年の10,508の売上物件数を大幅に上回っています。
レポートによると、これは過去32年間で最高の売上物件数で、販売金額の平均価格は2番目に高いものとなりました。
昨年、物件がマーケットに残っていた平均日数は155日でした、。2020年の記録の124日以上ではあったものの2012年の平均172日よりも短めでした。平均割引は5.7％で、2020年の平均7.6％を大幅に下回りましたが、約2012年の5.6％の割引に相当します。在庫はコンドミニアムとコープで6,207戸数、2020年から25％減少しましたが、2012年と比較して30.7％増加となっています。
マンハッタンのタウンハウス市場でも同様の売り上げが急増し、2020年の114物件（25年ぶりの低水準）から2021年の295物件に増加し、前年比でほぼ160％増加しました。これはまた、2012年の277物件のタウンハウスの売上高と比較して6.5％増加した、とレポートは示しています。
売り上げの増加により、より多くの住宅が市場に投入され、上場在庫は過去最高の割合で急増。前年比92.9％増で、141戸から272戸に増加しましたが、2012年の市場の411戸からは33.8％の減少となりました。
ダウンタウンは昨年最も活発な市場で、タウンハウスの売り上げは99戸数となり、売り上げの中央値は7.5ミリオンドルでした。エリマンの別の報告書によると、マンハッタンとブルックリンの両方でコンドミニアムの取引が堅調に推移し2022年を開始ています。
マンハッタンが1月に署名したコンドミニアム契約は、前年比5.8％増の360戸数から381戸数に増加し、新規上場は597戸数から626戸数に4.9％増加したと述べています。
マンハッタンのコンドミニアムの売上高は14か月連続で上昇しています。
コメント